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スポーツカイトの飛ばし方 初心者のための飛ばし方マニュアル


                Kite Trick 手とり足とり

    line.JPG (3093 バイト)
                                 BackSpin バックスピン    mark-Vdo60-30.jpg (26376 バイト)

この練習の前に習得すべき基礎技術は

 Fade


Trick11.jpg (46542 バイト)最近、流行りの3D系のトリックでは、仰向けにしたスポーツカイトを横方向にぐるぐる回したり、あるいは縦方向に回したりします。BackspinやLazySusan、MultiLazy、Kombo、Cynique は横に回すトリックで、YoYoやYoFade、CrazyCopterなどは縦に回すトリックです。横縦同時に回すのはOus Des Prairie(Jacob’s Ladder)やCometeになります。
このような高度なレベルのトリックはそのスポーツカイトが設計の時点からそうさせることを前提に作られていないと無理なので、そうなっているトリックカイトを使って練習してください。(スポーツカイトの設計により、Backspinはできるけれども、Cometeはできないとか、そういう状態のものはあります。すべてが万能とは限りません。)
しかし、BackSpinはそれほど難しいトリックではありません。また、BackSpinくらいならば、トリック用のスポーツカイトでなくてもチーム用スポーツカイトでさえ、Fadeができるブライドルになっていれば出来ます。

まず、前提としては、あなたはFade出来るかどうかです。Fadeはどんなやり方からでも構いません。出来ればいいです。もし、まだFadeが出来ないのであれば、Backspinの練習は現時点では後回しですね。
Fadeとはカイトを一瞬の内に、仰向けにしてしまうことです。仰向けの状態は2種類あって、頭を向こうにして仰向けになって浮いている状態をBackFlipといい、頭をこちら向きにして仰向けに浮いている状態をFadeといいます。とにかくFadeが出きさえすれば、BackSpinへの可能性は100%OKです。(Fadeのやり方はFadeのページをご参照ください。)

BackSpinはFadeから。と、書きましたが、ピタッと静止した完璧なFadeの状態(多分、こういうFade停止はまだ出来ないと思いますが)を想像されていると思いますが、停止したFadeからBackSpinを始めるよりも、他の技からFadeに入った瞬間、つまり、まだ少しカイトが動いている状態の時の方がカイトを回し易いのでBackSpinにも入れやすい状態にあります。(もちろん、完璧にFadeで停止して浮いている状態からBackSpinはできますが、こっちの方が最初の1回目の回転を回すタイミングはずっと難しいのです。)
Fadeが完成する直前のスポーツカイトの動きは、ノーズを下からズーッと上に持ち上げて来ながら、裏返しになって浮こうとしますね。そのような体勢の時は、スポーツカイトのノーズのモーメントが上に行こうとしているため、スポーツカイトをいきなり回転させても、そこが支点になり、スポーツカイトごと全体が動いてしまわなくていいのです。例えば、どういう時がいいかというと、FlicFlacをやっていてスポーツカイトがPanCakeからFadeに戻った瞬間。あるいは、AxelやCascadeで腹ばいになった時を見計らって引き戻し、Fadeに入れた瞬間。又は540FlatSpinでスポーツカイトの頭が向こうに向かった時に引き戻してFadeに入れた瞬間。また、BackFlipさせて、スポーツカイトをLazyで横回転させてから、更に縦に回転させてFadeの形にする瞬間。等、Fadeに持ってくる方法はいくつもあります。最も、多いのはAxelからFadeさせるパターンでしょうか。もし、これも難しいならば、そうですね、上空から垂直降下して来て、押し出してPancakeで腹ばいにし、すぐ曳いてFadeしてはどうでしょうか。

スポーツカイトがFadeに入るため、ノーズをあげて来た瞬間と、BuckSpinで回すための曳きのタイミングを一致させます。これにうまく合わせることができれば80%以上成功に接近しています。しっかりアタマが上がって来たときを狙ってください。上がり切ってないときはマダ早すぎます。もし、右手で回すとすれば、右手は右足の太腿のあたりで手首を利かせて曳きます。上体はちょっと前倒し気味で、左手はしっかり前方に出していなければなりません。

まず、最初の1回転はゆっくりながらも、しっかりとトルクをかけて回してください。これがコツです。ヒューンと1回、回ってしまえば、こっちのもので、続けて早く激しく叩いてもいくらでも回ります。但し、逆の手はしっかりと前に出しておくことを忘れないでください。そうしないと、カイトはスグに仰向けから起き出して上昇してしまいます。強く曳けば早く回ります。Fadeに入る瞬間が最もBackSpinに入れやすいというのは、スポーツカイトにテンションがかかっており、ノーズを持ち上げようとしているからです。この持ち上げる力がスポーツカイトの横回転を与えたとき仰向けのままの姿勢をキープさせます。この時ブライドルは逆さまにスポーツカイトのリーディングエッジ側に接しており、ブライドルを通して、最短距離でカイトの翼端を引っ張ってくれます。

1回転したあと2回転目に繋ぐポイントは、スポーツカイトが一回転して再び元の位置に戻る直前(戻ってしまってからでなく)に合わせて引き手をタイミングよく曳くことです。ゆっくり回しても一回まわるのに1秒かかりません。その回転にタイミングを合わせて、ヒュン、ヒュン、ヒュンと曳きます。この時に引き起してしまいそうであれば、仰向けをキープするため、1歩前進してラインの緩みをキープします。(足も使いましょう。)

さて、BackSpinを回すまでは分かりましたか?問題は自分の思ったところで回転をやめ、脱出する方法です。BackSpinしにくいカイトは回転抵抗で曳きを弱めると、自然に回転は遅くなり、両手を曳けば脱出できます。しかし、Backspinが大得意のカイトの場合は、思いきり早い回転で回り出すと、そのまま地面まで回りながら行ってしまいます。ですから、スポーツカイトを曳いていた方のラインを少しを緩めながら、前に出していた手を思いきり曳いてブレーキを掛けます。あるいは、回転中の腹ばい位置の瞬間をとらえて押しこみます。注意すべきはカイトの頭が上に向くタイミングに合わせて脱出させること。、その逆だと地面にぶつかってしまいます。まあ、2〜3回まわしたところで、最初は止めることですね。気持ち良くて多分、目一杯回してしまうでしょうけど。

BackSpinはカイトが仰向けのまま横回転するわけですが、あくまでも頭はこっち側に有って回っています。カイト全部がターンテーブルに載ったように回っているのではありません。大きめのカイトは割と平らに回りますが、小さなカイトや速いカイトは頭を下にしてトルネードのような回り方をします。よって、平らに近い回り方しかBackspinではないと考えるのは間違いです。確かに、カイトによって、美しいBackspinと、そうでもないBackspinがありますが、Backspinもいろいろな形で回ります。できれば多くのカイトの回り方を見学してください。

完全に静止したFade状態からでも、右へ、左へ、自由にBackspinが回せるようになれば、完璧です。

BackSpinの回転を左右交互に行うためには、まず右手でも左手でもどちらの手でも回せるように練習した後で行います。スポーツカイトが最初のBackSpinを回り終える直前に、逆の手を少し曳いてブレーキをかけ、スグにその手で曳き直して、逆回転にします。その時に注意すべきは、一歩前に出るか、しっかり手を突き出して、BackSpinからスポーツカイトが起き出してしまうのを防ぎます。BackSpin 1回転で自然と止まってしまうようなスポーツカイトではブレーキを掛ける必要はありません。でも、元気良くやるにはブレーキを掛ける必要があります。
このようなトリックにはしっかりとFadeに入ってくれるように、Tコネクター側のブライドルの寸法が不足しないようにセットされていることが大切です。ぎりぎりで何とかFadeに入っているような場合は、Fadeから抜けやすいので、(それでもスラックさせれば出来ますが)左右交互に回転させるのは難しくなります。

また、左右交互のBackSpinの間にFlicFlacを挟みこんで行うとコンビネーションした別のトリックになります。

(Text/Video=エスク中野  VideoのカイトはMad)

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