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スポーツカイトの飛ばし方 初心者のための飛ばし方マニュアル


                Kite Trick 手とり足とり

    line.JPG (3093 バイト)
                                         Cascade                          mark-Vdo60-30.jpg (26376 バイト)
                          カスケード

この練習の前に習得すべき基礎技術は

 Axel /Half Axel


Trick13.jpg (40992 バイト)カスケードは一見、派手なアクションを伴ううえに、実用性も非常に高いので、日常的に良く使われるトリックのひとつです。カスケードをやっている人をよく見ていただくとわかりますが、カスケードは大きく分けて2種類あります。ツーアクションで行うカスケードとワンアクションで行うカスケードです。普通、古くからカスケードと呼んでいるものはツーアクションのカスケードの方です。スポーツカイトが頭を突っ込んで腹ばいのハーフアクセルをした時に一瞬止まる、あるいは、ぐっと入り込んで一瞬背中を見せる。こういうカスケードはツーアクションで行われています。ワンアクションのカスケードはその倍くらい速いスピードで行い、スポーツカイトは腹ばいの状態を残像として残さない位にパンパンと一発で姿勢を入れ換えて行きます。「お手本ビデオ」では2つのうち、最初のカスケードはツーアクションで、後のカスケードはワンアクションでやっています。ワンアクションのカスケードはツーアクションのカスケードに比べてタイミングの取り方をより正しく、更に一気に行う必要があります。またスポーツカイトによっては、ワンアクションのカスケードが出来ないものもありますし、その逆もあります。スポーツカイトもどきのサイズの小さいスポーツカイトではカスケードが非常にやり難いものもありますので注意が必要です。
カスケードを最初に習得するには、ツーアクションのカスケードから練習してください。ワンアクションのカスケードはタイミングが難しいので、ツーアクションのカスケードが出来るようになって、ワンアクションに応用してされるほうがいいでしょう。

@カスケードを習得するためには、その前にハーフアクセルが習得されていることが必要です。ハーフアクセルが出来ない方がカスケードを習得しようとしても無理なので、必ず、完全なハーフアクセルかアクセルを習得してから、練習してください。既にアクセルが出来るならば、そのアクセルを使って、ハーフアクセルを行います。もし、既にハーフアクセルが出来る、あるいは、コイントスが出来るならば、すぐに習得できるでしょう。しかし、ハーフアクセルの片方しか出来ない場合はハーフアクセルの左右ができるようになる練習から始めてください。カスケードは左右のハーフアクセルを連結したものであるからです。

Aスポーツカイトの進行方向は右から左で(3時から9時に向かって)、地面に対し高度3mくらいを水平に飛んでいる状態を想像してください。この状態で説明致します。風の強さは風速2.5〜3m位がカスケードの練習には向いています。風速2m以下だと後退しながらになりますので、練習には良くありません。むしろ風速3mくらいで前進しながら行えるほうが容易です。

Trick14.jpg (42418 バイト)スポーツカイトのノーズが左に向かって飛んでいる状態ならば、ハーフアクセルをして、スポーツカイトのノーズを右に向け替えます。その方法は、(両手を胸の前の方に出しておくといい)その右手を上から下に強めに叩きながら、同時に左手を出来るだけ早く前に出します。この時、半歩くらい前に出てもいいです。リーチの短い人は、前に出た方が絶対効果的です。
スポーツカイトはその瞬間に腹ばいになりながら回転をはじめます。当然のことですが、右のラインは叩いているので曳かれ、左のラインは手を前に突き出しているので緩み、スポーツカイトは腹ばいでゆっくりと反時計回り(下から見ると)に回り出します。スポーツカイトの頭は左から右へ方向転換して行きますが、これがハーフアクセルです。Axelは1回転しますが、HalfAxel(ハーフ、つまり半分)なので180度の半回転です。スポーツカイトはしっかりと腹ばいになっていることが絶対条件です。向こうにグッと突き出る位に!
(ここで右手で始めたハーフアクセルが完成しました。今度は左手で始めたハーフアクセルに移らねばなりません。)

Bこのままにしているとスポーツカイトは反転し、右に向かって飛んで行ってしまいます。カスケードは左右のハーフアクセルの反転の連続するトリックですから、今度は右から左に向きを換えさせなければなりません。
最初の叩きでスポーツカイトのノーズがハーフアクセルで左向きから右向きに変わるときに合わせて、左手は前に突き出した状態からすぐに戻します。つまり、顔の前に来るくらいに引き戻してください。この曳きを、スポーツカイトを”起す”といいます。腹ばいで回っているスポーツカイトを起すのです。起した瞬間、スポーツカイトはシッカリと頭を右に向けました。カスケードを成功させる最も重要な瞬間はこの時で、起した左手とスポーツカイトの間のラインがピンと張り、トルクがかかった状態になっていなければ、次の行動が起せません。
起した左手はそのまま振り下ろして、右に向いたスポーツカイトの頭をハーフアクセルで左に向けます。今度は左手で始まるハーフアクセルです。最初にやったことの左右が逆の動作です。当然のことながら、今度は右手が前に突き出ている筈です。
最初は曳き起した手が次の叩くタイミングが遅れて、スポーツカイトが少し走るかも知れません。でも、それを繰り返し練習すれば、スポーツカイトは走り出す前に反転するようになり、カスケードそのものが完成します。

順に書けば、@右手で叩くように引く。A左手で起す。B起した左手でトルクを感じながらスグ叩くように引く。C右手で起す。 と、なります。これが連続します。最初はオーバーなアクションでやってください。ちゃんと出来るようになれば、両手を脇に下ろしたままでも出来るようになります。でも、最初は書いた通りに、胸の前でやってみてください。その方が確実です。
(トリック的でないスポーツカイトでは、かなりオーバーなアクションでないと出来ないものもあります。)スポーツカイトとのラインのテンションを体で調節するためには、一歩ずつ前に出ながら行えばいいでしょう。(風が弱い時は逆に一歩ずつ下がりながらになりますけど。)

Trick16.jpg (41141 バイト)ついでにワンアクションのカスケードについても簡単に書いておきます。
@右手で非常に強く叩き勢いで起す操作まで一気に行かせる。Aすぐ左手で叩き、勢いで起す操作まで行かせる。この一発で返す操作をパンパンパンと早く繰り返します。これは、叩きまくっているというか、起しまくっているというか、操作が一方だけなので、返すタイミングがぴったり合っていないと、スポーツカイトは仰向けにひっくり
返るか、起しきれず続きません。殆ど目に見えませんが、叩く前には必ずちゃんとトルクを感じて一瞬止めているんですけど。だから、ほとんどトルクはかかり放しです。あてずっぽうでは駄目です。ワンアクションのカスケードでは、非常に速い折り返しも可能ですので、ちゃんとやれば、とってもカッコいい技になります。
カスケードそのものはフレームがぐにゃぐにゃしないスポーツカイトであれば比較的容易です。フレームがガッチリしているカイトほどやりやすいでしょう。しっかりしたカイトならチームカイトでも殆どのスポーツカイトは出きる筈です。初心者の練習用カイトのようなやわらかいスポーツカイト以外でしたら、練習してみてください。(ブライドルの設定の問題なので、ブライドルの機能を分かっている人であれば、微調整である程度はどんなスポーツカイトでもカスケードは可能です。ただし、大型のSULやULのロッドの柔らかいものでは出来ないものがあるかも知れません。エスクで売っているものは全部できます。)

(Text/Video=エスク中野    VideoのカイトはMad )

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