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スポーツカイトの飛ばし方 初心者のための飛ばし方マニュアル


                Kite Trick 手とり足とり

    line.JPG (3093 バイト)
                              Flic Flac (Poison Ivy)            mark-Vdo60-30.jpg (26376 バイト)
                              フリック・フラック   ポイズナイビー
   

この練習の前に習得すべき基礎技術は

PanCake / Fade


Trick10.jpg (41271 バイト)このトリックは同じ技に二つの名前がついています。(そういうことは決して珍しくありません。)
FlicFlacという名前は主にヨーロッパで呼ばれていましたが、最近はアメリカでもFlicFlacと呼ばれるようになりました。Poison-Ivyは古くからアメリカ西海岸で呼ばれている名前です。

FadeとPanCake(腹ばい)を連続して繰り返すと、FlicFlacになります。FadeからPanCakeに押し戻すと、スポーツカイトは腹ばいで向こうに突っ込み、突き当たってラインがピンと張ったところで、指にその瞬間が伝わってきます。この時、スポーツカイトの頭が突っ込みすぎて上に上がってしまわないことが重要です。スポーツカイトの頭は水平、もしくは水平に入るちょっと手前の状態にあるべきです。指にその瞬間が伝わると、すぐに両手を曳いてやります。トンと勢い良く壁にぶつかったようにラインが張るので、手加減しながら曳く必要はありません。ラインがピンと張った瞬間に跳ね返って来ますから、それに調子を合わせて腕全体で、手が体の後ろに行くくらいまでヒューッと曳けば、簡単に再びFadeに入ります。単純に言えばこれを繰り返します。

Fadeから腹ばいに押し戻すときは、ゆっくりとやらず、少し早めのスピードでやってください。最初にFadeに入れる時はちょっと力を抜いてゆっくり目にやりますが、FlicFlacに入ってからは、少し力を入れて、ラインの跳ね返りをうまく捉えて、大きなアクションで曳いて下さい。この時点で重要なことは、両手の力が均衡していないと、スポーツカイトは曳く度に、右に左に傾いて、グラつきが大きくなると、FlicFlacを連続することが出来なくなることです。ウインドエッジでやっているとどうしてもセンター寄りに風に流され、風に流されると傾いたりします。でも、一旦、FlicFlacに入ってしまえば、少々風が有っても大丈夫です。スポーツカイトの傾きが気になる場合は、Fadeで一端止めます。すると、少しスポーツカイトが上昇しながら安定します。そして、再び続けるといいでしょう。うまく止めると、ピタッと見事に、気持ち良く静止します。スポーツカイトは裏返しでも揚力が発生し上昇します、ですから、あまりにも地面に近づいた時は、Fadeのまま、少し待ってスポーツカイトを上昇させ、何とかPanCakeの体勢に持ってゆける高度か、あるいはBackSpinで横転させるか、またはFlatSpinにもってゆける高度まで、上げた方がいいでしょう。

もし、腹ばい状態にして返す位置が、極めてシビアなスポーツカイトで、行き過ぎても駄目、手前過ぎても駄目と、通過しながらではその位置が掴み難いスポーツカイトは、次のようにしてください。腹ばいに押し出したら、スポーツカイトが完全な水平になる瞬間の直前、押し出した手をぱっと止めてスポーツカイトがそれ以上向こうに行かないようにし、一瞬止めてから曳き戻してください。この一瞬止める位置が正確な点であれば、FlicFlacはできます。数回ならば多少のズレも許されます。しかし、延々と続けるならば、ちょっとでもズレるとできません。見ていると連続的に見えるでしょうが、実は一瞬止めて、そして曳いてと、ツーアクション(2段階)でやっています。このようにシビアなものはスイートスポットが小さいと呼ばれます。FlicFlacは必ずしも、レベルが高いトリックではないので、この技を重視せず、他のもっと高度な技に重点を置いたスポーツカイトでは、逆にFlicFlacが難しいものもあります。
スポーツカイトによって、沈下速度の大きいものは、FlicFlacの回数が稼げませんが、浮きが充分あるスポーツカイトではあまり沈下せず、長く続けることが可能です。そのためには、押して曳くのアクションでは早くし、Fadeで一呼吸おけばいいのです。もし、引き戻したときにラインが緩んでいれば、少し後退してラインの緩みを急いで矯正してください。緩んだまま続けてパンケーキに持ってゆくと、正しい腹ばいにならず、こういうズレが次々と出てくるようであれば、FlicFlac の回数を多くすることは出来ず、続きません。

FlicFlacは延々とやるほどの必要性はないので、連続3〜4回続けば充分役立つと思います。


(Text/Video=エスク中野 VideoカイトはMad)

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