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スポーツカイトの飛ばし方 初心者のための飛ばし方マニュアル


              Kite Trick 手とり足とり

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    Axelからの    VTR-Arrow100.jpg (39533 バイト)  VTR-Arrow100.jpg (39533 バイト) VTR-Arrow100.jpg (39533 バイト)
  YoYoと     
ヨーヨー                  ルイス       ツーポップヨーヨー
     LewisでのYoYo そして TwoPopYoYo
  

この練習の前に習得すべき基礎技術は

Fade/Axel/BackFlip/BackSpin


mad-prot31.jpg (40995 バイト)
LewisもYoYoの一種なのですが、やり方の違いで名前も違っているのです。早い話。YoYoと一まとめで言ってしまっても、間違いではありません。
”YoYo”とだけ呼ぶものは、普通は上から下に向かって降下中に入れたり、FadeからBacckSpinの回転を通して入れたりします。下から上に向かって上がっている、あるいは空中に止まっていてもカイトのノーズが上にあって正立の状態からBackFlipしてYoYoに入れるのは、Lewisと呼ぶのが正しいでしょう。

このトリックを確実に行うためには、スポーツカイトの両方のリーディングエッジにヨーヨーストッパー(R-SkyやKiteHouse製の専用YoYoコネクター、あるいはTAPA-Wやウィスカーブーツで代用したモノなど)を取りつけておかねばなりません。また、そのスポーツカイトに適正な重量のバラストがテイルに搭載されていれば、とてもやりやすくなります。(YoYoストッパーを付ける位置は経験でわかる適正な位置というものがあります。適正な位置よりも高い位置に付いていると、YoYoを巻いたまま継続して飛ぼうとしてもスポーツカイトがおじぎしたようになって風を受けず飛びにくいものです。適正な位置よりも低い位置に付いているとスポーツカイトが仰向けになろうとして、これまた飛びにくいのです。専門店で売っているスポーツカイトには最初からYoYoストッパーがついています。YoYoストッパーの付いたトリックカイトを買うのがベストです。(小さめのカイトではYoYoストッパーが付いていなくてもリーディングエッジとラインの摩擦力だけで1回巻きは出来る場合があります。)

@降下中に入れるYOYO
真上まで上昇反転、真下に下降中に、両手を押し出して、一端PanCakeで腹ばいにし、そして両手を曳いてFadeにします。つまりFilicFlac状態にします。FlicFlacをする要領でカイトを押し出しますが、まずFadeからPancakeにもって行くときに、一気にパワーをかけて押し込み、そのまま後ろ宙返りで1回転させてしまいます。リーチの不足する人は同時に一歩前に出るほうがいいでしょう。思い切りよく力一杯押し込んでください。そうしないとスポーツカイトは宙返りしません。回転速度は見えないくらい速いので、トリックの初心者の場合はYoYoに入ったかどうかさえもよく分からないと思います。でも力一杯押し込んでいれば入っている筈です。(ただしトリック能力の低いカイトの場合は回りません。)カイトの両翼にラインを巻いたまま、(YoYoストッパーにラインがかかっている状態で)スポーツカイトのノーズは下向きになっています。そのままゆっくりと降下して、地面の近くで再び押し出して、姿勢をPancakeにし、大きく両手を引いてラインを引き戻すと、カイトはぐるぐると縦回転しながらYoYoから開放され、Fade位置に戻って浮いたまま止まります。
これが初心者でもやり易いYoYoのやり方です。YoYoに入れたら必ず空中でで止めて、YoYoに入った状態からから開放しなくてはなりません。
(似たようなものにYo-Fadeが有りますが、回転が逆なのでYo-Fadeの方がずっと難しいです。Yo-Fadeの項でご覧ください。)

AFadeから入れるYOYO
皆さんがよく見るYoYoはこれが最も多いと思います。
最初の段階ではスポーツカイトをFadeさせます。そこからBackSpinをかけてスポーツカイトを半回転させ、スポーツカイトが正面を向いた瞬間に力強く押し込んでBackFlipから更に後転させてYoYoに入れます。この技を習得するには事前にFadeとBackSpinを習得していなければなりません。コツは、左右に傾きのないちゃんと正立になった状態で押し込むことです。斜めの状態で押し込むと、ラインがスポーツカイトの左右に均等に巻けず、片方だけしかYoYoストッパーにかからなかったり、ひどいときは片方がスポーツカイトのノーズに引っかかったりします。何回も練習していれば、スポーツカイトがどのくらい傾いたときに押し込めば丁度正立位置になるかもわかるようになります。
スポーツカイトがYoYoを始めたら、スポーツカイトの翼にラインを一周させるだけのライン長をスポーツカイトに与える必要性を忘れないように。しっかりと手を出すか、一歩出るか、要は必要なだけを出してやる。必要以上に出すと引き戻しが遅れます。理想はスポーツカイトが後転してYoYoストッパーにラインが掛かった瞬間に合わせて、ピタッとラインの緩みを失くす位置に立っていることです。既にJacob’sLadderが出来ている人にとっては単純な応用でスグできるようになるでしょう。

(YoYo出来るカイトなのに回り切らない場合はカイトに原因はありません。実際にそのスポーツカイトを借りてやってみると問題なく回ることが殆どです。BackFlip位置で停まってしまいYoYoに入らない場合は、1回転分のラインが出されてなく止めています。その分量を地上で巻いてみて認識してください。うまい人のYoYoはちょこっと手を出しているだけのように見えますが、必要な分量は出されています。なおブライドルの長さを不用意に調整してしまうと機能を損ないます。)

BLewisのYOYO
Lewisは空中での正立姿勢で行います。Lewisを成功させるには、傾きの無い正立状態にしたスポーツカイトを、正しく前後に振ることができるかどうかにかかっています。正式なトリックカイトならばOKですが、チーム用のスポーツカイトなどではブライドルの関係でスポーツカイトを前後に振る機能を持っていないものもあります。そんなスポーツカイトではできません。こつさえ覚えれば容易なので、軽いULのスポーツカイトでもLewisを使えば、スキルでYoYoができます。コツは、左右に傾きのないちゃんと正立した状態にして行うこと。これが大切です。
ウインドセンターでスポーツカイトを上昇させます。中ほどでスポーツカイトを一時的にStopさせます。両手を素早く前に出し、プッシュでStollさせると止まります。手は素早く短く出します。ダラッと行うとカイトは傾きますので、まずこれを練習してください。止まると同時にスグに両手を少し手前に引きます。そうすると、カイトが大きく前に傾いて来ます。その反動を利用して、後ろに押し込みます。強く押す必要はありません。(引く方が強いくらい)前にスポーツカイトがしっかりと倒れていれば、その反動でヒューンとBackFlipに入り、そのまま1回転してYoYoに入ります。このときに左右のラインの緩みが同じならば、カイトは真後ろに1回転しますが、左右のラインにズレがあれば、傾いて回転し、うまくYoYoストッパーに引っ掛からないかも知れません。ここがポイントです。YoYo状態でも、スポーツカイトはそのまま飛び続けることもできますし、ターンすることもできます。もし、ラインがYoYoコネクターより上の方にあって、しっかりとストッパーにかかっていないと感じたら、少しゆすってやるとカッチりと定位置に入り込むでしょう。

YoYoからの戻し方は、いくつかあります。下降しながらPancakeさせて引き戻す、あるいは再度BackFlipさせLazySusanしながら戻すなど。まあ、正立のまま強引に引っ張っても問題なく戻ります。

CTwo-PopYOYO
Lewisで押し込むYoYoはFadeからBackSpin経由のYoYoのような遠心力の強い勢いはありません。そのため、スポーツカイトのブライドルの糸目やバラストの量によっては、スポーツカイトがBackFlip位置で止まってしまい回り切らない場合があります。それを補う方法はツーポップYoYoです。
バラストも積んでいないような非常に軽いULやSULでは、ロッドも柔らかく、瞬発力を与えても伝わりません。そういうときでもTwo-PopYoYoを使えばカイトはYoYoします。勢いだけでやらなくてもスキルでできるのです。

カイトをBackFlipに押し込んだときに、一端、仰向けのまま止めます。止めると言うのはウソで、一瞬止まったかのような状態にしてカイトと自分との間のラインの緩みを消滅させます。この操作が大事です。そのとき、私は「チョい引き」と勝手に呼んでいるのですが、手首だけでチョこっとラインを引き、スグ緩めます。ここで新たにラインの緩みを作るのです。カイトはちょっと引かれて姿勢が止まりそうになったトタンに急にラインが緩んだために、更に後転を続けてYoYoに入るのです。本当に止めてしまったらもう回りません。この操作の始まりから終わりまでは2、3秒以内です。このヘンは微妙なスキルが要りますが、練習すれば習得できます。この技はそのままMulti-YoYo(連続して複数回のYoYoを巻く。)をやる際にも活用できるので、絶対に習得したほうがいいでしょう。勢いをもって入れるYoYoではなく、ふんわりと入れるYoYoは難しいですが、習得すればテクニックの幅が広がります。

スポーツカイトはすべて同じではありません。メーカーも、国籍も、作った人も違うので、ブライドルの設定も含めて、その多くに個性があるのは当然です。だから、YoYoであっても個々に感触は違います。自分のやり方で反応しなければ、「このスポーツカイトは悪い。」ではなく、YoYoの入れ方でさえも、多くを知っていれば、友人のスポーツカイトを飛ばしたときでも、このカイトの場合はこれで入れたほうが入りやすい、というような使い分けで限界を避けられます。幅広く習得した応用力のある人こそエキスパートと言えるのです。

YOYOとバラストの関係
スポーツカイトがYoYoをするには遠心力が有効です。そのためにバラストは重要なパーツになりますが、バラストが多ければ多いほうがいいと思うのは間違いです。勝手にバラストを追加するのはお勧めしません。過剰なバラストは逆効果もあります。YoYoもスキルが高くなれば少ないバラストでもできます。スポーツカイトにとってのバラストはYoYoの勢い付けのためだけではありません。スポーツカイトの重心位置の矯正やブライドルの効果増しなど、いいスポーツカイトほど、他の機能も兼ねています。バラストは積みすぎると弱風で揚がらないうえ、他のトリック、例えばCometeやCascadeでも積みすぎのバラストで悪影響があります。細かくはターンやストレートにさえも影響があります。よって、バラストは出来るだけ多くならない範囲で、むしろスキルの方を磨きましょう。1回巻きしか考えないYoYoではバラスト量は仮に多過ぎても勢いがついていいかも知れませんが、数回も巻き込むMultiYoYoでは、惰性の付きすぎるスポーツカイトは嫌われます。なぜならば自分のコントロール・スピードで順に入れて行こうとしても、勝手なスピードで入ろうとするので困るからです。このようにトリックは、スキルレベルで、その求めも段階的に変わることを知っておきましょう。トリックは最終的にはスキル以外に助けは無いので、何よりもスキルの向上に熱心な人の方が、ただカイト調整に熱心な人よりは飛びの腕は早くうまくなっていると思います。

 (文 / 飛行 = 中野  Videoのスポーツカイトは”Mad-X-Std” と"GB-Std")

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