エスク・ロゴ

スポーツカイト・ロゴ

スポーツカイトの飛ばし方 飛ばし方マニュアル


        SportKiteTrick 始める前に

    line.JPG (3093 バイト)

<使える道具には向き不向きがあります。>

もし、あなたがいっぱしのトリック使いになりたくて、スポーツカイトを買おうと決めたなら、買うべきスポーツカイトは 「トリック機能のあるスポーツカイト」 でなくてはなりません。
スポーツカイトのカタチをしていても機能のない(あるいは機能が低い)スポーツカイトもあります。トリックに対応した設計がなされたカイトであるかどうかをちゃんと確かめて買いましょう。

トリックは比較的イージーに習得できるものから、相当頑張らなければできるようにならない、難しいものまで、いくつもの難度のレベルがあります。
トリックが可能!と謳ったカイトであっても、低価格帯のものは難しいトリックまではカバーしていません。また、高価格帯のトリックカイトでは難しいトリックをする性能を持ち合わせていますが、それも腕が伴ってのことです。買ったその日から難しいワザを自由自在にできるものではありません。

意外と難しい? そう、甘くみてはいけません。
では何が面白いのか? 
ただスイッチを入れるだけで遊べるモノが蔓延している時代だからこそ、アナログのスポーツカイトに奥深い魅力と面白さがあるのです。
スポーツカイトにはエンジンもなく、動力源は風と人のパワーです。風を感じ、力の強弱を加減しながらコントロールします。
そうすれば、凧とは信じられない高いパフォーマンスを発揮し、自由自在に動かせる操縦性で、飛ばす人を興奮させるに充分なものがあります。
テクニックによって、飛び味が変わることを知ると、より腕を上げようとするようになります。難しいワザを習得しようとするとスキルの壁が立ちはだかりますが、それを乗り越えて習得したときの満足感は何にも変え難いほど大きなものです。

スポーツカイトは空中に浮かんでいますが、それをコントロールする感覚は、「曳き」として糸を経由し手の平に伝わります。手に伝わる風の強弱は一定ではなく、広い空中の中の一筋の道を外れないように、しかも切れ味よく、また鋭くターンさせ、クイックに回転もさせます。その感じを判りやすくスポーツカーのドライビングに例えて説明しましょう。曲がりくねった道路を高速で飛ばすにはステアリングの切り角度、カーブでのGのかかり具合、ブレーキングで路面の僅かなデコボコにタイヤが滑った修正、そしてアクセルの開度に合わせてエンジン回転を上げるときの加速感、つまり五感でこれらを感じながらギリギリのコントロールをするときの興奮をお分かりでしょうか。気持ちいいものです。スポーツカイトでトリックしているときの気分もほぼ同じです。

<初心者のミスに厳しくないものを選ぼう>
トリックを習得する近道は、トリックが 「イージーに出きる」 スポーツカイトを持っていることです。
イージーに出来るとは、簡単だ、ということではありません。トリックの習得は、誰でも失敗しながら上達するものですが、失敗しにくいカイトだと助かります。換言すれば、スイートスポットが小さいスポーツカイトだと、スイートスポットをちょっと外れただけで失敗します。スイートスポットが大きければ、成功率は高まります。成功すれば、今度はワザの質を高められます。こうして上達して行きます。

エスクで扱うトリック・カイトはこの基準を重視しています。エキスパートならば、スイートスポットが小さくても、切れ味が鋭い、反応が速い、難しくても面白い、で構いません。でも、初心者が練習するスポーツカイトには不都合なのです。

<まず先にスキルありき。これが最優先。>
スポーツカイトにはブライドルという紐がついていて、そのブライドルには糸目があり、糸目の変更で飛び味を変えられる仕組みになっています。
ブライドルの組み合わせについての説明はここでは省きますが、ある程度以上のスキルがついてからでないと、正しい調整はできるものではないものと理解してください。

トリックの上達の早い人は、ちゃんと調整された確かなブランドを買い、若干の不調を理由に、何日も糸目調整などに試行錯誤したりしません。うまく行かない殆どは、風の調子が悪いからで、風が良ければ、よほどひどいカイトでない限り、ある程度良好に飛びます。神経質になると失敗の原因はすべてカイトのせいに思えて来て、ブライドル調整に走りがちです。

まずはスポーツカイトの細かいことには目を瞑り、それよりも、スキルを上げることに時間を割いてください。その方が絶対に早道です。

<練習する種目には練習順があります。>
トリックの練習を始めるには、最初の段階で始めるべきトリックがあり、それを順番に習得しなければなりません。なぜならば、トリックは難しくなるほど、その前段階で習得したスキルを使うため、そのスキルなくして上位のトリックの習得は無理なのです。よって、コメットが好きだからとしても、カスケードもスナップレイジーもできない人がコメットをいきなり習得するのは困難に決まっています。すべてが積み重ねになっているため、忍耐強く、順番に覚えることが、急がば回れ、で、習得の早道になります。

トリックでの飛ばし方が他の飛ばし方と違うところは、トリックしているスポーツカイトは、フライトラインをスラック(緩ませる)させる場面が圧倒的に多いのです。これは「一端緩めてスグに引き戻し」、を繰り返しています。ということは、スポーツカイトの位置とフライトラインを経由した自分の立ち位置が、常にドンピシャな位置関係にあらねばなりません。そうすればラインの緩め過ぎや引き戻し遅れもなく、スポーツカイトはコントロール通りにに飛びます。そのためには、手だけでなく足も使わねばなりません。(一歩前進・一歩後退などで)この立ち位置の重要性も忘れずに頭に入れておきましょう。
トリックのうまい人や上達の早い人の飛びを、横から見るチャンスがあれば判りますが、カイトを泳がせ、ラインを緩ませまくっていても、常にカイトとフライヤーの位置がライン長に一致しています。ですから、コントロールできているのです。

トリックはあらゆるところにコツがあり、あちこちにフェイントが入っています。よって、一人で名人のビデオ画面の解析をするよりは、既にトリックの出きる人に聞くほうが絶対に早いのでそうしてください。あなたの周りに、上手な人はいませんか。教えてもらうときは感謝とリスペクトをもって接しましょう。

エスクでは我々が習得したトリックのやりかたや、コツを公開しています。トリックをやりたいと思ってスポーツカイトを始める人が多いにも拘わらず、初歩の段階から壁にぶつかる人が絶えないためです。既に知りえたトリック技は秘伝にしてしまうのではなく、スポーツカイト好きの間で、広くシェアして行くべきだと考えているからです。

<練習のし過ぎは怪我の元。>
トリックはパワーなり。と言ってもいいくらい瞬発力を必要とします。よほど弱風でない限り、とろーりとろーりではスポーツカイトは反応しません。特に風が強めの日は、手首や肘や腰の負担は大きくなり、一度に長くやると筋肉を傷めます。(私の左手は既に腱鞘炎で滅茶苦茶になってます。)よって、
1時間に1回くらいの休憩は必要です。そして、その度に水分補給することが望まれます。水分はスポーツドリンクだけでなく、スポーツドリンクと水を半分ずつ給水すると吸収がいいと書物に書いてありました。また、あまりいらっしゃらないでしょうけど、6時間以上連続して練習するような人は、腕・肘・肩をアイシングすると故障を防ぐのに良いようです。私も昔は水も飲まずに6時間連続して飛ばすような無茶をやっていました。(故障した後では直りません。若くない方は特にお気を付けください。)

                      (Text 中野)
Sashie-NY-340.jpg (43390 バイト)

Sasie-umi.jpg (35351 バイト)
Sasie-mad3.jpg (34194 バイト)
Sasie-O4.jpg (31720 バイト)
Sasie-mad4.jpg (25577 バイト)
sashie-bike.jpg (52214 バイト)
Sasie-scal.jpg (50728 バイト)
Sasie-tatoo.jpg (37116 バイト)
Sashie-Acro150.jpg (28328 バイト)

ページの先頭