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スポーツカイトについて知ろう スポーツカイトの競技


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<内容 例>    

 Q1 スポーツカイトをやってみたいと思いますが、あるいは難しいのでは
     ないかと、幾分心配しています。

 . スポーツカイトを選ぶ際の良し悪しはどこを見ればよいのですか?
 Q3. 練習を始めましたがうまくトレースできずにスグに墜落してしまう。
 Q4. スポーツカイトを飛ばす正しいフォームや服装がありますか?
 Q5. スポーツカイトを飛ばせる場所や風速の条件はなんですか?
  Q6. 海外で買ったスポーツカイトを日本で飛ばそうとしたら飛びません?
 Q7. 高価なロッドで組み直せばお金を掛けた分、高性能になりますか?
 Q8. 同じロッドでも、カタログに上限の風速8mがまでと記されたカイトも
    
 あれば、風速6mまでと記されたカイトもありますが、なぜですか?


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Q1

スポーツカイトを飛ばしている人を見ることがあります。気持ち良さそうです。でもスポーツカイト競技のための練習かも知れません。自分もやってみたいと思いますが、あるいは難しいのではないかと幾分心配です。誰でも、例えば年齢が高くても始められるものなのでしょうか。

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A1

スポーツカイトにもレベルがあります。本格的なものになると、知力・体力が必要で、高い技術も要します。しかし、そういうことをやっている人はホンの僅かで、殆どのスポーツカイト愛好者はストレス解消、気分転換でやっています。厳しく捉える必要は全くありません。初歩的な飛行レベルである、真っ直ぐ飛ばす、自由にターンする、着陸する。このような飛びを覚えることは決して難しいことではありません。50歳台から始めても、素晴らしくうまくなっている人を数多く知っています。また女性でも何のハンディキャップもありません。スポーツカイトは世界の主要先進国で行われていますが、日本では愛好家の平均年齢は意外と高いのです。仮に30歳代の平均的な体力の方が初めてスポーツカイトを独学で練習したとして、約15時間(4時間ずつで4日)もやれば普通に飛ばせるでしょう。ランディング(着陸)まで行くには個人差があり、数時間の人から十数時間かかる人まであるでしょうか。そこまで達してから、始める難しい技はいくらでもあり、十時間で卒業してしまうようなものでもありません。
大事なことはマイペースで楽しくやること。最初から難しいことをやろうとして無理しないことです。そうすればスポーツカイトは永く付き合えるいい趣味になり、またいい運動と効果的なストレス解消になります。

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Q2

スポーツカイトをやってみたいと思いますが、良さそうなものはうんと高くて、何万円もしますし、また、安いものは、もしかして、ちゃんと飛ばないのではないかと不安です。一体どの部分を見て品定めをしたらいいのでしょうか。

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A2

スポーツカイトの価格の大半は、カイトの大きさと素材の品質で決まります。価格の高いカーボンロッドが使ってあれば頑丈だと思われがちですが必ずしもそうではありません。スポーツカイトは使用目的に応じた仕様になっているので、その目的に合った飛行特性や適合したロッドが使用されています。例えば、トリック(曲芸的な技)を目的としたカイトはスポーツカーのようなハンドリングで戦闘機のようなもの。これは場合によっては過敏な反応と感じるかも知れません。チーム用のカイトはトリック性は軽度で、むしろ安定した飛びを重視し、バスか旅客機のようなもの。このどちらでもない、あるいはどちらも若干ずつ考慮したものもあります。初心者が選ぶ場合は、安定性重視のほうがいいでしょう。トリック系のカイトから始める人もいますが、多少反射神経が求められます。
初心者の場合は、高価なスポーツカイトでなくて全く構いません。なぜならば、高価なカイトは機能が豊富ですが、その機能を全部使い切るまでに初心者の練習で幾度も墜落し、カイトはかなり痛んでしまうからです。ただし、少なくとも本物のスポーツカイトの機能があるもので練習してください。一見スポーツカイトのような形だけれど、機能が大幅に不足したオモチャのカイトもあり、そういうカイトではランディングなどは絶対できないからです。そして、ある程度、使い込んだ頃になると、自分は何がしたいかが明確になり、その時点で目的に合ったいいカイトを選ぶことで、ずっとそれを愛用して行けると思います。

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Q3

スポーツカイトを買い、∞型の8の字飛行の練習を始めましたが、うまくトレースできず、スグに地面にぶつかってしまいます。

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A3

スポーツカイトはリラウンチ(離陸)すると、まずは出来るだけまっすぐ上まで上昇させましょう。最初のうちはまっすぐに上がらず右や左に傾いて行きがちですが、傾きが大きくならないうちに修正して、とにかく高く上げましょう。高く上がる前に、傾いた方向に飛ばしてしまうと、高度が不足しているためにカイトは曲がり切れません。まず、高く上まで上げて、その位置から、右か左に回り始めますが、そうすれば8の字に入りやすいでしょう。最初のうちは大きな輪を描かず、小さめな輪を描いておけば、それほど低い位置まで降りてきません。その間に、どのくらい引けばどのくらいのサイズの輪が描けるかがのみ込めると思います。8の字飛行の練習で大切なことは、絶対に旋回の途中で逆旋回して戻ろうとしないことです。元の位置まで回り切るまで我慢して曳き続けてください。一端、頭上に戻ってから、反対に旋回を始めます。このようにすれば落ちないで回る筈です。

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Q4

スポーツカイトを飛ばす正しいフォームがありますか?服装は何でもいいのでしょうか?

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A4

スポーツカイトは左右の手によってをコントロールしますが、気をつけたいことは脇を締めて手を動かすことです。両手は胸の前に置き、脇を締めておればカイトのラインを引く際に手は下に向かって振り降ろされ、そして背中の方まで大きく引くことができます。もしあなたが両手を顔の前あたりに置いて飛ばしていたならば、出きるだけ早くフォームを直してください。顔の前にある手は、段々と上にあがり、最後は万歳したフォームで飛ばしてしまう可能性があります。その姿勢では頭の後あたりまでしか手は引けません。一生懸命に引いているつもりでも引き不足になり、うまく飛ばせないのです。初心者がカイトを墜落させた瞬間の姿を見ると、たいてい万歳して両手が上がっています。
服装にきまりはありません。アウトドアですので防寒・防暑に気をつけた服装なら何でも構いません。注意すべきは、スポーツカイトは糸のついたリモートコントロールなので、ボタンが沢山付いた服装はボタンにその糸が引っ掛かりがちです。また、芝生などは地面が滑りやすいので、凹凸の明確なゴム底のスニーカーが必須です。また、空を仰いで見るのでサングラスや帽子も準備しましょう。

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Q5
  

スポーツカイトを飛ばすための場所や風速にどのような条件がありますか?

A5.














スポーツカイトに使用するラインは短くて25mくらい。長いと40m前後のラインを使用します。(これより長いラインはスポーツカイトの常識では例外的になります。)初心者がよく使用する30mくらいのラインでさえも、左右で30m+30mそれに余分のスペースを見込むと約100mは必要です。あまり狭い場所ではできません。また、風が吹いてくる方向に障害物(大きな木や建造物)があると乱気流になるのでカイトの飛びが安定しません。一般的には海岸の砂浜や大きな河の河川敷、また人のいない広いグランドが適しています。人の込み合う場所やそんな時間帯は避けてください。カイトは速いスピードで飛び、またそれには目に見え難いラインがついており、どちらも人に接触すると非常に危険です。安全は最優先すべきマナーですから。
スポーツカイトはカイトのセイルが受ける風圧を前進力に換えて飛びます。よって、風が弱すぎると飛びません。また風が強すぎると、凄い風圧になりカイトが壊れます。一般的な中風用のカイトは風速3mくらいから風速6mくらいが最も適した風速です。初心者の方が練習する場合は風速3mから5mまでくらいの風が力も要らず、また風にも助けられるので飛ばしやすいでしょう。風速が3mを切るような弱風の場合は風を逃がさないような丁寧な飛ばし方が必要なため、初心者の場合はいい練習にはなり難いかも知れません。
スポーツカイトには弱風のための仕様や強風時に飛ばす仕様もあります。これは競技が弱い風でも強い風でも行われるため競技者にとっては必須の道具だからです。普通の方は中風用のスタンダード仕様が最も安価でかつ丈夫です。

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Q6

海外旅行したときに現地でスポーツカイトを買いました。ところが、日本に帰って飛ばそうと思ったら、浮きが悪くてうまく飛びません。価格も中位以上だったし、そんなに悪いカイトとは思えないのですが、どうしてでしょうか

A6

スポーツカイトにはどちらかといえば強風向きなものと微風向きなものがあります。スタンダード仕様という中風向きのものでさえ、弱風寄りのものもあれば、強風寄りのものもあり、メーカーによっていくらかの幅があります。特に海外では日本よりも風が強めな地域でスポーツカイトが盛んなために、強風向きのカイトを知らずに買ってしまうことがよくあるのです。日本の風土は結構、穏やかで、(日本海側や遠州灘あたりではそうでもありませんが)強風用のカイトの出番はそう多くありません。日本では輸入品でも日本の風速を考慮した仕様のスポーツカイトを入れているので、このような問題は起こりません。強風用のカイトでも、ブライドルのマーカー位置の変更によって、ある程度の調整はできますが、カイト自体に重量がある場合は、風が吹いてくれる以外に対応策はありません。できれば、風の範囲の広い、軽量なカイトをお買いになることをお薦めします。

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Q7

私の持っているカイトは平均的なスタンダード版ですが、ちょっと不満なところがあります。友達に聞くと、ロッドを換えて軽量化すると性能が上がると言われました。そのため最新のロッドを物色中です。高価なロッドで組み直せば、お金をかけた分だけ、高性能になるでしょうか。

A7

自分の使っているスポーツカイトの弱点を少しカバーするとか、少し軽くするとかの、自分の好みに合わせるチューンアップは結構かと思います。しかし、性能を上げるためのチューンアップとなると、誰でもいい結果を得られるかどうかに疑問が残ります。
カイトによってそれぞれに特性が異なり、あるカイトに講じていい結果が出たとしても、別のカイトに講じるとマイナスになる場合もあります。最新の軽く硬いロッドに換えた場合でも、カイトによっては柔らかめのロッドで最高の性能を出すように設計されていることもあります。カイトの設計の限界を超えることはできません。
カイトはロッドだけでなく、セイルの形状やアスペクト比の設定など、大変微妙なところでバランスしていますから、多様なカイトのフライト経験があり、微妙な違いのわかる経験豊富な人であっても、性能を上げるためには、多くの交換部品を作って、比較データを取るなど、時間とお金がかかります。また、ロッドはサイズが同一ではないのでその交換のためにはコネクター類もすべて交換しなくてはなりません。またロッド交換によってブライドルの値にも影響が出ますので、ブライドルの値の再調整が必要です。ブライドルの調整は実際に飛ばして、その状態を把握しながら最適な値の設定が必要で、それが出来るスキルを持っていないと、逆に悪くなってしまうかも知れません。古いカイトに大金かけてチューンアップするくらいなら、最新のカイトを購入した方が、ずっと割安で高性能な飛びを体験できると言っても過言ではありません。また、いじくらないと性能を維持できないようなカイトは買わないほうがいいでしょう。糸目の調整だけでまともに飛ぶカイトは多数ありますから。

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Q8

同じロッドで組みたてられたカイトなのに、カタログ上で風速8mまで、と記されたカイトもあれば、 風速6mまで、と記されたカイトもあります。これはなぜですか?

A8

よく疑問に思われることですが、スタンダードのカイトで風速2m
から風速8mまでとカタログ・データが示されていて、では、殆どの風に対応できるのか?という疑問です。
その一方で、ULが風速1mから4mまでとなっており、2mから4mまではオーバーラップしています。
これを正しく理解すると、このスタンダードは風速2mでやっと飛び、3mから5mまでは元気良く本来の性能を発揮し、それ以上はエアブレーキなどの補助的な装置をつければ、ぎりぎり8mまでは行ける。ということなのです。逆にULは1メートルで浮くけれども、並の飛びで、2mくらいでは本来の性能を発揮し、3m過ぎると、ちょっと壊れそうになり、4m以上で飛ばすのは壊れるのでやめてください。というわけです。
本来の元気のいい飛びとは、そのカイトの持っている性能を全部発揮すること。例えば、風速2m以上用のトリック用のカイトで、2mの時、トリックがフルに出来るかといえば、無理です。出来るトリックもありますが、腕はなければ出来ないトリックも生じます。カタログのデータはこのように理解する必要があります。物理的に飛べる風速と、実用的に飛べる風速には当然差があるのです。
あるカイトが風速8mまで行けるのに、同じロッドの他のカイトが6mまでしか行けない場合に、8mのカイトの方が性能がいいのかとなると、それは正確ではありません。カイトにはフレームの他に、セイルという大きな部分があります。このセイルの素材やカッティングや縫製によって、性能に差が出ます。また、セイルの設計が風を掴むことに主眼をおいたものと、風が強くなると風を逃がすように作られたものでも違います。更に、ブライドルの形式やカイトとの相性によっても異なってきます。よって、必ずしも8mまで行けるからいいとも言えないし、風を掴むからいいとも言えません。実際にカイトを飛ばした時に、もの物凄いストレスを受けながら8mで飛ばすよりは、吹け上がる気持ち良さで8mを飛ばすのでは全然違うからです。
このようにカイトには微妙なところがある上に、どこの世界にもありますが、メーカーによっては誇大に表現する者と控えめに表現する者とがいて、とても風速1mで飛ぶ訳もないカイトでも風速1mからと、堂々と書いているメーカーがあるのも事実です。エスクでは、そういうデータをそのまま鵜呑みにはしません。よって、メーカーのデータで風速0.5mからとしてあっても、1m以上でないと飛ばないカイトは、風速1.2m以上のようにエスクの判断を入れてカタログを作っています。エスクのカタログの上ではどのメーカーも誇大な表現はできません。
1機のカイトで出来るだけ弱い風から強い風まで飛ばしたい気持ちはわかります。でも、そのカイトにとっての一番おいしい風域というものがあることも知ってください。また、6mを越えると、それはエアブレーキをつけ、ラインもそれに合った太いものを使ってのことですから、80ポンドや100ポンドのラインで、エアブレーキもつけず、風速8mで飛ばそうとするのは、たまたまラインやカイトの強度が持ったとしても、無謀以外のなにものでもありません。

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  Q&A-photo.jpg (54669 バイト)