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スポーツカイトのパーツ構成や
部品の名前について知ろう。

 Sashie-Mad495-124.jpg (29790 バイト)

           * パーツのご注文の際はこの図をご参照ください。

 Kitename-495.jpg (72137 バイト)
                    
<右半分の拡大図>
                     
          Kitename-400b.jpg (89609 バイト)

                       <左半分の拡大図>
 Kitename-400a.jpg (81646 バイト)                   

   スポーツカイトを始めたらパーツの名称くらいは覚えたいですね。
 スポーツカイトのパーツの名称も古い書籍などでは現在あまり流通してい
 ない名前などで書かれていたりしますし、流行で呼び名が変わったりもあ
 りました。どちらの名称が本来の語源か?と語源にこだわる人もいます。
 そういう事はさておき、ここでは海外の書物に書いてある新旧の名称では
 なく、現在、日本国内で、日本人の一般的なカイト・フライヤーが日常的に
 呼んでいる、いわゆる「通りのいい名称」で名前を覚えた方がいいかと
 思います。よって、ここではそういう名称で記載し、それについて説明し
 す。他のフライヤーが他の名称で言われた場合、応用で推測してください。

 <おおまかな説明>
 スポーツカイトとスタントカイトは同じものです。古くからフライヤーをしている方や外人はスタ
 ントカイトと呼ぶ場合がありますが、一般的には、いまはスタントカイトという名称はあまり使
 われず、スポーツカイトと呼ばれています。厳密にはスポーツカイトはデュアルライン(2本の
 ラインでとばすもの)とクワッドライン又は4ライン(4本のラインで飛ばすもの。カイトの形も異
 なる。)があります。ここではデュアルラインのスポーツカイトについてのみ説明致します。

 スポーツカイトは基本的に次の名称のフレーム材によって骨組みされています。


 リーディングエッジとはスポーツカイトの三角形の左右の辺の部分を指します。リーディング
 エッジは、通常、上側と下側の2本のカーボンロッド(ロッドと略して言います)で連結されて
 います。小さいスポーツカイトは長めの1本モノのロッドで上下は通しになっています。
 リーディングエッジの上側をリーディング・トップと呼び、下側をリーディング・ボトム
 呼びます。(あるいは、リーディング上側リーディング下側でも全く構いません。)

 三角形をしたカイトの上の方に付く、左右のリーディングエッジを繋ぐための横棒はトップス
 プレッダー
、またはトップクロスと呼びます。下側の左右のリーディングエッジを繋ぐ横棒は
 ボトムスプレッダーと呼びます。

 そして背骨のように中央の上下に通っているのがセンターロッドまたはスパインです。
 
センターロッドは通常、スポーツカイトのセイルの外側に上下垂直に付きます。よって手前
  からはセイルが邪魔して見えません。


 <補足説明>

 Shock cord-image.jpg (44267 バイト)ノックとショックコード
 カイトの翼端にはノックというショックコード(ゴ
 ム紐)を引っ掛ける樹脂製の爪がついていま
 す。カイトによっては、ショックコードが無く、リ
 ーチラインを引っ張って、ノックにくくり付ける形
 式のものがあります。最近の新しいカイトはシ
 ョックコードを使用しないリーチライン形式が多
 くなっています。そのタイプのカイトはもともとシ
 ョックコードが無いため、ノックの形状も違い
 ます。カイトによって、ショックコードだけのもの
 。ショックコードとリーチラインの両方が付くも
 の。リーチラインだけのもの。とあります。なお
 ショックコードは別名バンジーコードとも呼び
 ます。
 リーチラインの場合は締め具合でセイルの張り
 具合を任意に調整できるメリットがあります。


 センターロッド(あるいはスパインとも言います。) 
Spine-image.jpg (49326 バイト) センターロッドは通常は他より長いロッドで構
 成されますが、カイトによっては長短2本 を接
 続している場合もあります。また、リーディング
 エッジやボトムスプレッダーがテーパード(先
  に行くほど根元よりも細くなっているロッド)でも、
  センターロッドだけはストレート(すべて端から端
 まで同じ太さ)のロッドで構成したものが非常
 に多いです。
 センターロッドが折損した場合、そのロッドの名
 前だけを書いて注文すると、リーディングエッジ
 用の短いものが送られて来るでしょう。はっきり
 とセンターロッドであることを示しましょう。
 (リーディングエッジ用で長さが足りるサイズ
 のカイトの場合とそうでないものがあります。)


 
Wisker-image.jpg (50606 バイト)ウィスカー
 ウィスカーはセイルとボトムスプレッダーの間
 に存在し、セイルを持ち上げているパーツです。
 海外ではStand-Offといいますが、日本では
 なぜか古くからウィスカーと呼ばれています。

 その取り付け方法や使用されているパーツは
 カイト・メーカーによっていくらかの違いがあり
 ます。よって、そのカイトのウィスカーの取り付
 け方がどうなっているかを正しく把握してくだ
 さい。セイル側の留め具であるウィスカー・スタ
 ンド(ウィスカースタンドオフ・コネクター)やボト
 ムスプレッダー側に付くウィスカー・ブーツは、
 メーカー名やサイズが解っている場合を除き、
 種類が多いので、正しくないパーツを手に入
 れてしまう可能性もあります。(多少、形が違っても使えないとは限りません。)
 ウィスカーの数は、左右で2本のカイトもあれば、4本のカイトもあります。4本ある場合、通
 常、外側のウィスカーと内側のウィスカーの長さは異なっています。カイトによっては更に外
 側と内側のウィスカーの太さや材質が違う場合もあります。ウィスカーを紛失した場合は、
 ウィスカーの径・材質、あるいはそのカイトの正式な名前と仕様を知らせれば入手可能です。

 
Boots-image.jpg (50877 バイト)ウィスカーの構造
 ウィスカーはマイクロカーボンという中空になっ
 ていないソリッドのカーボンです。最も標準的
 な太さは3mmで他に2mmを使ったものもあ
 ります。古くはFRP製のウィスカーでしたが、
 現在はカーボン以外は使用されていません。
 ウィスカーは根元をコネクターによってセイル
 に固定され、先端はボトムスプレッダーに取り
 付けられたウィスカーブーツに差し込まれてい
 ます。スタンドオフ・コネクター、ウィスカーブー
 ツ共に異なったデザインとサイズがあります
 ので、入手する際はショップに相談しましょう。

 ボトムスプレッダーに通されたブーツが左右に
 動いて移動してしまう場合があります。ブーツ
 の位置は、ウィスカーがボトムスプレッダーに対して直角に立っていればいいので、動いたブ
 ーツはそのように直してください。少々の位置移動で、性能差が出るようなことはありませ
 ん。 動かないようにするには、ブーツの両脇をテープで止めるなどしてください。

 
Flexer-image.jpg (56402 バイト)フレキサーのあるもの
 カイトによっては主要なロッド構成以外に、フレ
 キサーと呼ばれる小さな(大抵はウィスカーの
 ような細いロッドで)パーツがついているもの
 があります。これは、セイルの翼端を張ったり、
 セイルの中に差し込んだりするような取り付け
 方になっています。こんなパーツがついたカイト
 の場合、説明書を良く読まねば、どのように取
 り付けていいか解かりません。取り付けをしな
 くてもカイトは飛びますが、性能には大きく影響
 します。エスクの場合はフレキサーの備わった
 機種には、取り付け状態を示した写真か図を
 必ず添付していますのでユーザーは困らない
 と思います。フレキサーを紛失した場合は、カイ
 ト名と仕様がわかれば同じものを入手できます。


 
リーディングエッジのロッド
 翼の前縁をリーディング・エッジと呼びます。この中には通常は上下2本のロッドが途中で
 接続されて入っています。なかには1本の長尺ロッドで継ぎ目無しのものもありますが、
 大きなサイズのカイトではそれはありません。折りたたまれていなくて、まるで1本のよう
 に見えても、実は必ず、繋がれています。リーディングのロッドが折れた場合、上下2本と
 も同時に折れることは滅多にありません。風速オーバーで使用していると上側が、地面に
 接触させながら墜落を免れているような飛びでは下側のリーディング・ボトムが折れるケー
 スが多いです。リーディングエッジの2本のロッドはセイルの内部でフェルールという継手
 を介して、差し込み式に繋がれています。よって、折れたロッドを注文する場合は、フェルー
 ルの付いた(接着してある)方が折れたかどうかを確かめ、フェルールも注文する必要があ
 るかどうかを判断してください。フェルールの注文を忘れてロッドだけ入手しても繋げません。
 リーディングエッジは通常、リーディングトップ(上側)の方にフェルールがついていますが、
 スポーツカイトの機種によっては例外もありますので、念のため確かめることをお忘れなく。
 

 
Ferule-image.jpg (43959 バイト)フェルールについて
 フェルールはロッドの径にピッタリ合っていなけ
 ればなりません。ゆるゆるのフェルールなどで
 代用していると、絶対にロッドがもたず、ロッド
 折損の原因になります。フェルールにはアウタ
 ーフェルールとインナーフェルールの2種類が
 あり、ロッドの種類によって使い分けされてい
 ます。細めのロッドである、プルトルーレッド状
 の(パイプ状の成形ロッド)ロッドの場合は金
 属製もしくはカーボンのアウターフェルール(ロ
 ッドの外側に付く)を用いています。ラップ状
 (テープをグルグル巻きにしたような段だらの
 表面を持ち、肉厚が薄いロッド)のロッドの場
 合は、インナーフェルール(ロッドの径の中に差
 し込み代があるため)となります。目安として
 はロッドの外径が7mm以上有れば、普通は
 インナーフェルールを使っています。(あくまでも目安です)フェルールを注文する際、ロッドの
 正式な名前が判れば、フェルールのサイズはわかります。また、ロッド名が解からない場合
 でも、カイトの正規の名前と仕様(スタンダードかユーエルか等の)がわかれば、エスクでは
 判ります。(改造されているものや、人からもらったカイトなどで正規品でない場合と平行輸
 入品の場合はエスクでは詳細はわかりません。)


 
リーディングエッジのコネクター 
 左右計4個のコネクターによって、ロッドが繋がれています。リーディングエッジ・コネクター
 はカイトによって、いくつかの形・材質がありますが目的はひとつです。初心者用に作られた
 安価なスポーツカイトにはビニールチューブや、簡単な成形コネクターが使用されています。
 しかし、スポーツカイトの飛びの正確性を求める高度なスポーツカイトになると、APA(パーツ
 メーカーの品名)のようなロッド角度のしっかりしたゴム質のいいエッジコネクターが使用され
 ています。リーディングエッジのコネクターが壊れた場合、ロッドを抜いて部品交換すれば
 容易に直せますが、APAのエッジコネクターなどは滅多に壊れることはありません。
 中国生産のスポーツカイトでは、ゴム質の劣るパーツが使われていますので要注意です。
 なお、コネクター類のサイズは決まっていますが、テーパードのロッドではスポーツカイトの
 大きさによりロッドをカットする位置が異なるため、ロッド径はさまざまになります。よって、
 ロッドをコネクターに差し込む時に、多少、きつかったり緩かったりは生じます。


 T-cnnector-image.jpg (43316 バイト)Tコネクター(略してティーコネと皆さん呼んでます)
 
センターロッドとボトムスプレッダーを繋ぐコネ
 クターはTの字型をしていたため、このように
 呼ばれています。しかし、今はT字型をしてい
 るとは限りません。でもTコネと呼びます。Tコ
 ネの形は何種類もあり、ロッド径に合わせて更
 にサイズもあります。Tコネは純正部品が手に
 入らないものも結構多いので、ここが壊れると
 お手上げになるカイトもあります。
 エスクの場合は、古くて絶版になった品番でも
 手持ちの多くの部品の中からサイズの合うも
 のを探し出して対応しています。どうしてもサ
 イズが無い場合でも、近いサイズの物を加工
 改造して対応しています。安心してください。

 
 ヨーヨーストッパー
NSE240e.jpg (46734 バイト) トリックを考慮したスポーツカイトには、リー
 ディングエッジ上にツノのようなデッパリが付
 いています。これはヨーヨーというトリックをす
 る際に必要な部品です。ヨーヨーとはカイトが
 後転して宙返りを打つトリックの名称です。ヨー
 ヨーの際、フライト・ラインはカイトに巻き付きま
 すが、フライトラインがヨーヨーストッパーにうま
 く入っていれば、そのまま飛べて、そしてクル
 クルと奇麗に巻き戻しできます。いまはこのよ
 うなトリックを目的にスポーツカイトを始める人
 も多いのです。ヨーヨーストッパーが付いてい
 ないスポーツカイトはヨーヨーを想定していない
 ので付いていません。また、ヨーヨーストッパ
 ーが付いているようなカイトには、遠心力を発
 生させるように、バラスト(錘)も搭載されています。



 
ブライドル
Bridle-image.jpg (50144 バイト)
 ブライドルとは、カイト自身に取り付けしてある
 左右一組の紐のことです。ブライドルによって、
 カイトが何種類もの多様な動きを行えます。2
 本のフライトラインでカイトを動かしていると思
 われますが、実はブライドルが無ければ、カイ
 トがスポーツするなんては出来ません。
 スポーツカイトの性能差はセイルやフレーム差
 以上にブライドルのセッティング差で決まると
 言っても決して過言ではありません。
 長年スポーツカイトをやっているフライヤーでも
 ブライドルに精通している人は、実は意外と少
 ないくらい、ブライドルは難しく、奥深い造詣が
 いるものなのです。
 ブライドルにはいくつも糸目がついています。
 この糸目の位置を少し動かすことで、カイトの
 飛びの特性が変わります。通常はもとの状態が最もベストですが、少し動かして、どのように
 変化するかを経験することもいいでしょう。但し、糸目は雑に動かすべきでなく、5ミリずつ正
 確に動かして見てください。元の位置を忘れてしまわないように特に意して。(メモを残す習
 慣をつけましょう。)ブライドルの変更やチューニングには専門的な知識や経験が必要で、あ
 てずっぽうにやってもいい結果はほとんど得られません。初心者の段階では、ストックの状
 態で、飛行の腕を上げる方向で努力してください。自分の腕も磨かず、練習も熱心にしない
 のに、カイトの調整ばかりやる人がいますが、逆に誤ったカイトの動きに惑わされて上達しな
 い遠因にもなりかねません。

 ブライドルにはいくつかの形式があり、よく知られるものとしては、ダイナミック・ターボ・ブライ
 ドル、リバース・ターボ・ブライドル、スリーポイント、アクティブ・ブライドル、があります。

 エスクでは高度なスポーツカイトの製作も行っており、知識も豊富ですが、ブライドル・チュー
 ニングに限らず、ロッド・チューニングに関してのご質問には、原則としてお答え致しておりま
 せん。それは知識を出し惜しんでいるのではなく、完全な診断なくして軽率なアドバイスは
 迷惑以外の何物でもないことを良く理解しているからです。また、基本知識のない方が単純
 に見聞を広めるためだけの、結構高度なご質問が来ることがありますが、一言のご質問に
 応えるのに、本一冊書くようなお答えになりかねません。困ったときのご相談ならば、いくら
 でもOKです。


 
リーチライン
 リーチラインとはスポーツカイトのセイルの後縁のセイルの中に通っているラインです。(ここ
 をトレーリングエッジと言います。)翼端のノックの所から、反対側のノックのところまで、セン
 ターロッドの下側を介して通っています。リーチラインはすべてのスポーツカイトについている
 訳ではありませんが、高級なカイトではよく装備されています。リーチラインによって、カイト
 のセイルから出る風切音(ブーンという爆音)を防ぎ、また、セイルからの空気の流れの境界
 層剥離を防ぐため、揚力を無駄なく取り込むことが可能です。リーチラインはその張り方にノ
 ウハウがあります。強過ぎても弱過ぎてもよくないのですが、基本的には弱風のときは強め
 に張り、強風のときは緩めに張ります。ただ、そのカイトの設計の意図に合った張り方であれ
 ばいいのです。最近はリーチラインの張り方に神経質なスポーツカイトは少ないので、心配
 ありません。


 
Bowline-image.jpg (43183 バイト)ボウライン
 上方の図には記していませんが、カイトによっ
 てはボウラインというラインが付いています。ボ
 ウラインはカイトの翼端から反対の翼端まで、
 尻尾のところを介して外に張ったラインです。
 殆どの目的は、トリックなどでラインをスラック
 させた際、自分自身のコントロールラインを自
 分自身のカイトの翼端や尻尾に引っ掛けてしま
 うのを防ぐために付けるものです。数少ないで
 すが、カイトによっては最初からボウラインが
 標準装備されている場合があります。そういう
 カイトはボウラインを必ず付けて飛ばしてくださ
 い。なぜならば、そのカイトは飛行中に翼端が
 広がらない方が、より性能の出せる設計であ
 る可能性があります。通常、カイトは飛行中に
 は地面に置いた時よりも翼を広げて飛んでい
 ます。これが広がることで性能を出しているカイトが殆どですが、中には、逆に広げさせない
 で性能を出しているカイトがあるのです。翼を広げることで性能を出しているカイトなのに、そ
 れを知らず、他のカイトの真似をして自製ボウラインを付けている人を見ることがあります。
 これは結果として逆効果になっており大失敗です。これらは弱風で揚がり難くなっているに
 違いありません。トリックすると翼端にラインが絡むもの、とする向きもありますが、操作を完
 全にやれば決して絡まないので、絡まずに飛ばせる技術をつける方がより賢明ではないでし
 ょうか。なお、ボウライン付きのカイトではヨーヨなどの高度なトリックはできません。

  mark-Kite-Reach-490.jpg (45639 バイト)

  Sashie-Flyer495-123.jpg (35432 バイト)


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