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スポーツカイトの歴史

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凧の歴史は古く、今から3000年前に人類は既に凧を発明しています。日本でも古くから多彩な凧が作られ、素晴らしい和凧の文化があることはご存じの通りです。それ等の凧はすべて1本のライン(索つまり糸や紐)によって上げられ、その上がった高さや色柄の美しさを競いました。しかし、150年位前、スイスで初めて2本のラインを使った凧が登場し、索で操縦が行われました。

現在、スポーツカイトの原形として有名な物はアメリカ海軍のターゲット・カイトです。第二次世界大戦中、ポール・ガーバー中佐によって考案されたガーバー式ターゲット・カイトは、対空機関砲による射撃の訓練用に使用されました。その凧は2本のラインによって操縦され、激しく飛び回れることから射撃訓練にはもってこいだったのです。ご丁寧にも、その凧の表面には日の丸をつけた零戦の平面図が描かれています。この凧の実物は、東京・日本橋の『凧の博物館』にも展示されています。

第二次世界大戦後、NASAのフランシス・ロガロ博士によって、現在のスポーツカイトやハンググライダーに応用されているデルタ型無尾翼グライダーが開発されました。これは発射後のロケットの回収装置として開発されたのですが、骨組みにセイル張りのこの簡潔なグライダーは、まずハンググライダーとして応用され、スポーツカイトとしては、1964年、アメリカ・オレゴン州のチャールズ・H・クリーブランドによってカイト市場に販売されました。従来のダイヤモンド型のカイト(ターゲットカイトもこれ)でも2本の索によって操縦できますが、このロガロ型のカイトが登場してからは、ロガロ型の鋭い操縦性とスマートなデザインによってスポーツ性を持ったのです。

以来、スポーツカイトと言えば、ロガロ型を指す位に発展したのです。その間にスポーツカイトはスポーツ競技として確立され、以来、歴代のカイトフライヤー・チャンピオンのアドバイスによって、多くの高性能なデザインが生まれ、NASAで開発された新素材もいち早く民需に転用されました。最初の頃、木製だった部分もグラスファイバーやFRPに、そしてカーボンファイバーに発展して行ったのです。

現在、スポーツカイトはデルタ形状が主流ではありますが、それ以外に、W型や星型のものまであり、更にラインも2本のものだけでなく3本や4本のものも登場し、非常に華やかになっています。又、スポーツカイトはアメリカばかりでなく、ヨーロッパやオーストラリアや日本にも普及し、いまでは世界的な規模になっています。また、スポーツカイトはワールドカップや世界選手権も開催される世界的なスポーツにまで成長しています。スポーツカイトと言えば、アメリカ西海岸やハワイばかりが有名ですが、いまは逆にアメリカよりも、イギリスやフランス、ドイツが非常に盛んで、その盛況ぶりは羨ましいくらいです。


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