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スポーツカイト

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スポーツカイトで何ができる?
ここでは2ラインのデルタ型のスポーツカイトについてのみ説明します。
フォイル型カイトやクワッドについては共通していないので割愛します。

普通の旋回だけでなくループ・ターンや直角ターンもできるし、
  腹ばいでの旋回や仰向けでの旋回もできる。


スポーツカイトは、スポーツカイトのフレームに直接結び付いている片側3本(左右で6本)のブライドル・ラインによって、コントロールされています。飛行させるためのラインは、フライト・ライン(飛ばすための長い糸)と呼び、フライト・ラインは、3本が束になったブライドルの、それぞれの先端からフライヤー(飛ばす人のこと。パイロットとも呼ばれる。)まで伸びており、フライヤーは、左右2本のフライト・ラインをストラップを介して手に持ち、スポーツカイトを操縦します。右を引っ張れば右に旋回し、左を引っ張れば左に旋回する理屈で動いており、もし、右を引っ張り放しにすると、時計回りにループを描きます。(クルクルと円を描いて回る。)

Sasie-nemes.jpg (42967 バイト)ところが、スポーツカイトというものは、ただ旋回するだけではないのです。右をそのままにして左だけを瞬間的に押し出すと(ジャブのように素早く押して戻す。)右に向かって直角にターンをするのです。飛行機は直角ターンは出来ません。凧には糸がついているから出来ることなのです。このようにスポーツカイトのターンには丸いターンもあれば直角のターンもあり、普通はそれらを混合して飛ばしています。

このプッシュターンはスポーツカイトの飛びのキレ味を演出することに貢献し、飛びのカッコ良さにもなっています。スイッと曲がるだけでなく、スパッと瞬時にキレるのでキレ味を出せますから、オッ!という動きも見せます。トリックを使えば、腹ばいの旋回や仰向けの旋回も、また、その交互の旋回も自由自在にできるのです。

風速に比例せず、飛ぶスピードを速くしたり遅くしたりできる。

スポーツカイトは風を動力源とする凧です。風下に居て、風上から来る風をセイルにはらんで、その風を前進する力に変換して飛んでいます。スポーツカイトのスピードははらんだ風の量に比例するので、風が弱ければスポーツカイトはゆっくりと飛び、風が強ければスピードは上がります。しかし、上空を飛ぶスポーツカイトの下には、フライヤーが居て、スポーツカイトのラインを握っていることで、スピードに変化を付けることが可能になります。

つまり、フライヤーがラインを強く曳き加えるとスポーツカイトのスピードはなお速くなり、フライヤーが前に(風下に)駆け出すと曳きが弱まり、スポーツカイトのスピードは落ち、減速します。このようにして、スポーツカイトは実際の風速に関係なくスピードに変化をつけて飛ばせるのです。エキスパートになるほど、このスピード・コントロールがうまいので、風速が強弱していても等速で飛ばしたり、弱い風の中でも早く遅くと変化ある飛びをしたりできます。

空中に止まることができるし、後ずさりすることもできる。また、
  ランディングもいくつものパターンがあり、それらが自由にできる。


Sasie-carl.jpg (42727 バイト)スポーツカイトのセイルにはらんだ風を一瞬で抜いてしまうとスポーツカイトは前進力を失い、止まるか、落ちるかします。これは「ストール」と呼ぶ手法で、セイルを短く速くゆすり、セイルから風を抜くのですが、スポーツカイトのフレームが反発力の強いカーボンロッドで組まれているために、力強くゆすられて変形したフレームが瞬時に復元するために行えます。一瞬に風を抜いても、また一瞬の内に風は戻ってセイルは張るのですが、その一瞬を捉えて、フライヤーが前に1歩足を踏み出せば、スポーツカイトは落下することなく、短時間でも、空中で静止することができます。

スポーツカイトが前進しようとする推進力と引力によって落下しようとする力が均衡すれば停止します。これに慣れると数秒間でも停止させることさえできます。これを応用すれば、ストール・ランディングが容易にできるのです。つまり、静止から更にフライヤーが前進すれば、風が充分セイルに戻らず、スポーツカイトはフレアして(後退して降りる)ランディングします。スポーツカイトは前進だけでなく、後退や停止もすることが出来ます。

スポーツカイトのフライトラインをスラックさせることで空中姿勢を
  前後左右のどちらでも自由自在に変化させられる。


Sasie-mad7.jpg (43265 バイト)スポーツカイトの片側に各3本のブライドルと呼ぶ紐がついています。普通に飛行している時、この3本のブライドルは3本ともピンと張っており、スポーツカイトの腹面をを風に向けて風をたっぷりと受けています。しかし、スポーツカイトの動かし方によっては3本の内の2本は張っているが1本は緩んでる状態に置くことが出来ます。このようなことを意図的に行うことでトリックという技に入れることができます。例えばトップ側のブライドルがフリーの状態で下側の2本だけが張った状態にすると、スポーツカイトは腹ばいか仰向けかになっています。

このようなどれかのブライドルをフリーにしてしまうことを、左右のブライドルで複合的に行っているのがトリックの動きです。難しいトリックでは突っ張っているブライドルの本数が少なくなる瞬間が多くなるため、フリー(ラインがスラック[緩んで]していると言います。)になったスポーツカイトのコントロールはより難しいのです。スポーツカイトを一瞬だけ漂わせていながら、コントロール下には置いており、ちゃんと回復させて次につなげることがトリックです。トリックの種類は多く、難易度も段階があります。このようなことがスポーツカイトでは出来るのです。(詳しくはエスクのHPの中の「トリックを覚えよう」をご覧ください。)

スポーツカイトにラインが付いていることで空中で宙返りもできる。

Sasie-mad6.jpg (42859 バイト)スポーツカイトは有線によるリモート・コントロールなので、左右にそれぞれのラインが付いていますが、これが利点にも欠点にもなり得ます。欠点としては、空中において、トリックなどで前後左右に回転させていても、アタマの中でラインの所在を認識していないと、自分のラインが自分のカイトの翼端に引っ掛かって飛べなくなり、墜落してしまいます。これは最終的に習得できることであるものの、トリックの練習中に墜落する大きな原因のひとつです。普通に飛ばしていて、全く墜落させることのない人でも、新たにトリックを練習し出すと、とたんに墜落しまくるのは普通のことです。トリックでは、空中のカイトの周りをラインが漂う状態が常時あるため、ラインをいかにうまく扱うかがトリックのうまさにもつながるのです。

利点としては、付いているラインを有効に活用する「ヨーヨー」のような技が出来ることです。ヨーヨーとはスポーツカイトが前転または後転してラインを翼に巻きつけ、そのまま飛ぶか、直ちに空中で巻き戻す技です。多くの場合は後転で行うので、いわば宙返りです。下降しながらの前転はそう難しくない技ですが上昇しながらの前転は難しい技になります。トリック・カイトのリーディングエッジにツノのようなものが突き出ていますが、(ヨーヨーストッパーと呼ばれます)ここにラインを正しく引っ掛けなければヨーヨーは成功しません。ここに正しく引っ掛けるスキルがあれば、引っ掛けたまま飛んで、巻き戻せば、元に戻ります。この巻き戻すときにクルクルと回る形がカッコいいのです。後転は続けて2回あるいは3回巻くこともできます。

スポーツカイトは一人でも飛ばせるが、複数でシンクロして飛ばす
  ことも出来る。


スポーツカイトは二人いれば二人でシンクロさせて飛ばすことができます。二人以上いれば、人数が増える毎に空間が狭くなり、間隔が詰まるので難しくなります。(カイトの数が増えるとスペースの関係でラインを長くしなければなりません。)4人でも6人でもシンクロして飛ばすことはできます。ただし、スSasie-erement.jpg (42540 バイト)ポーツカイトにはフライトラインが付いていますので、シンクロして飛ばすとラインが絡み合います。そのため、ラインの絡みを解くようなルーティンを飛ばす前に決めておかねばなりません。また、二人が同じ速度で飛ばさねばならないシーンがありますので、速度を合わせることが出来るスキルが望まれます。同一のスポーツカイトであれば合わせやすいですが、異なったサイズや特長の違うスポーツカイトではどちらか一方のフライヤーのスキルが優っていて、そのリードによって飛ばす方がうまく行くでしょう。

ペアとかチームというと、すぐに本格的なものを想像しがちですが、初心者用のトリックもできないレベルのスポーツカイトでさえもシンクロはそんなに難しくないので出来ます。単にシンクロするだけでも楽しいので、難しく考えないでやれば、充分に楽しめます。曲に合わせて飛ばせるようになれば、やっていることが簡単なことであっても、それはそれでいいので、トライして見てください。

このようにスポーツカイトは自分の意思で自由に飛ばせる自らの分身のような凧なのです。本気になって技を磨きたいならば、それも良し、また、一人でのんびりと、ボイスレコーダーのイヤホンから流れる音楽に合わせて、(バレエ競技のような本格的なものでなくて)気分よく飛ばすのもまた良しです。しょせん凧揚げですし、遊びですから、無理せずに気楽に楽しんでもらいたいと思っております。

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